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●ハードウェア
PSP
●メーカー
Maid meets Cat
●発売日
2010-09-30
●商品番号
JAN:4580264782028
●割引率
10%OFF
●価格
5651円
※送料無料
●内容
ひとりの記憶、ひとつの思い出。 ふたつが交わる心のなかに、今もあの歌声は響いている。 思い出を貝殻にこめて、消えないように、流されないように……。 ふたりの記憶、ふたつの思い出。 ひとつになりたい心のなかは、歌声を隠してひび割れている。 閉じた貝殻をひらいて、祝福される日を夢見ながら……。 ???海からきこえる物語は、最後の季節に、ひとつになって、響きあう。
高梨翔司(たかなし・しょうじ)には秘密がある。
彼の母は人間ではない。人魚なのだ。 母は父に恋をして、おとぎ話に伝えられるように声と引き換えに人間の姿を得、 幸いにも父の心を射止めて人間として暮らしてきたと言う。 ウソでない証拠に、子供の頃に一度だけ、現役の人魚と会わせてもらった。 とはいえ、翔司自身は特に他の子供と比べて変わったところがあるわけではない。 ちょっと人より泳ぎが得意で、歌声に独特の魅力があると言われるくらいだ。 高校生になった今、数年前に見た人魚の姿が幻だったのではないかとさえ思える。
しかし、状況が変わった。父が死んだのである。 それから二月ほどが過ぎ、ようやく母と二人の生活にも慣れてきた頃、双子の少女が高梨家を訪れた。 その顔には見覚えがある。子供の頃に会った人魚だ。 おっとりしたほうがメイ、勝ち気な方がメル。 代表してメルが告げる。 父の死によって、人と人魚を結びつけていた魔法が失われた。 その影響は、翔司の身にも及ぶらしい。 人魚の子供である翔司は、あと一回しか恋愛ができないだろうと言うのだ。 半分人間の血を引いているので、愛を得られなかったからと言って泡になって消えてしまうことはないだろうが、 声が出なくなったり、人魚の姿になってしまったりするかもしれない。 青くなる翔司に、二人は言う。
私達が応援するから、頑張って素敵な恋をしてね……と。

■人魚という存在について 本作の大きな特徴として、人魚の存在が挙げられます。 本作はいわゆる現代劇で、SFやファンタジーな世界観ではありません。 ただ、そんな日常の中に、人魚という不思議な存在が一滴、混ざり合っているという感じです。 世界観としては、人魚という存在が常識ではなく、私たちが思っているように御伽噺の世界の生き物という認識です。 そして、多くの人々が思い描くように、人魚は美しく、絵画に描かれるような存在です。 そんな存在が、突然女の子として身近に現れたら……? そして、実は自分も人魚の血を引いていたら……? この物語は、少しだけ不思議で、そして御伽噺のように美しい人魚との出会いから始まります。
■主人公の出生について 主人公は、人間の父親と人魚の母親から生まれた存在です。 表面上は普通に人間として生活し、人間として生きてきましたが、父親の死を転機として、試練が訪れます。 それは、人魚であった母親が人間として生きるためにかけられていた人魚の魔法が失われてしまい、 その影響が主人公にも現れ、放っておけば人魚になるか、悪ければ泡になって消えてしまいます。 主人公が人間として生きるには、一生を捧げる相手をみつけ、人魚の魔法をかけてもらうしかありません。
■『一度きりの恋愛』について 魔法をかけるために主人公の下に現れた双子の人魚の応援を受けて、主人公は普通の高校生活から一転し、 一生に一度の恋愛を探すことになります。 しかし、高校生で最後の恋愛相手を探さなければいけないというのは非常に難しい事です。 相手との信頼関係もありますし、また、覚悟を決めるのは相当な決断になるはずです。 本作では、特徴である『一度きりの恋愛』というテーマに着目し、 なんどもやり直せる恋愛アドベンチャーでは薄れがちになってしまっている、主人公(プレイヤー)がヒロインを選ぶ苦悩、 もどかしさを体験していただければと思います。 本作は秋の田舎町で、人魚というファンタジーと、一度きりの恋愛というテーマに直面した主人公、 その周囲のヒロインたちとの、ほんのり不思議で、少し切ない御伽噺のような恋物語が展開します。
(C)2010 Maid meets Cat

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